早春の出会い (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
咲き乱れる水仙、早春の陽光を浴びて輝く家々、豊かな大地の匂い。とうとうアシュドン・マグナ村にやってきたんだわ!ケリーの胸は期待と故郷に帰ったような安堵感でいっぱいになった。不慮の事故で亡くなった両親の遺品の中にあった一枚の絵葉書―それは十年前、父のまたいとこから出されたものだった。天涯孤独だと思っていたのに、私にもまだ身内がいるなんて…。矢も楯もたまらず、ケリーはカナダからイギリスへと飛んできた。葉書の住所をたよりにたどりついた石造りの豪邸、アシュドン屋敷。と、突然一人の男が現れて、ケリーの腕をつかみ叫んだ。「エレイン、どこに行ってたんだ!なぜ一言も言わずに!」。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ウェントワース,サリー
イギリス生まれでずっと生まれ故郷の町に住み、そこで結構し、子供は1人。作品の構想をたててから、執筆の前にいろいろ調べるのが、書く以上に好き。したがって背景として選んだ土地へは必ず足を運び、また自動車ラリーをテーマに選べば自分も参加しないではすまない性格である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
最後の船旅 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
ウェンディは脳腫瘍と診断され、余命四カ月と知らされた。両親もなく、一人ぼっちの彼女は、家財すべてを売り払って豪華客船フェゾン号特等航室の客となり最後の船旅に出た。美しいウェンディに好意を寄せる青年たちに囲まれても、自分の運命を思うと心を開くことがためらわれた…。
内容(「MARC」データベースより)
ウェンディは脳腫瘍と診断され、余命4カ月と知らされた。家財を売り払い、豪華客船の特等船室の客として最後の船旅に出たウェンディは、好意を寄せる青年たちに囲まれても自分の運命を思うと心を開けず…。79年刊の再刊。
雪どけの朝 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
顔も知らないまたいとこの訪問を控え、ソレルの一家は大騒ぎだ。双子の弟が帰省している上に兄夫婦が一時的に同居しており、これ以上誰かを家に泊めることはできない。しかし、はるばるオーストラリアからやってくるヴァルを追い返すのもかわいそうだ。そこで彼女には、ウェールズにある無人の古い農場に滞在してもらうことになった―ソレルと二人で。辺ぴな場所にあるし、ベッドも一つしかない不便な家だが、どうにか我慢できるだろう。三日後には兄が迎えに来てくれる。そう楽観的に構えていたが、猛吹雪の中農場を訪れたヴァルを見てソレルはぎょっとする。なんてこと、男の人じゃないの。
悪夢の終わりに (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
燃え盛る炎。煙が立ち込めて息もできない。「助けて!」入院中のニコラは、そんな恐ろしい夢に毎晩うなされていた。ある晩、家が突然炎に包まれ、たった一人の家族である父親は間一髪のところで娘を助け出し、自らは命を落としてしまったのだ。すべてのものが焼き尽くされ、ニコラは何もかも失った。あの火事の原因が、父の放火だなんて…。心に深い傷を負った彼女を心配して、父親の友人でもある医師が長い間音信不通だった彼女の叔母を捜し出してくれた。ところが病室に現れたのは、叔母の代理だという男性だった。「僕と一緒にアメリカへ行くんだ。義母は君を引き取りたがっている」贅沢な身なり、冷たく端整な顔立ち、そびえるような長身。ニコラは一瞬にして悟った。私はこの人から逃れられない。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ウィルソン,パトリシア
ずっとヨークシャーで暮らしていたが、子供たちが成長すると教職を辞して夫とともにスペインへ長い旅に出た(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
偽りの結婚指輪 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
夜間のフランス語のクラスから帰る途中、ハナはクラスの男に迫られ、走っている車から飛びおりて、ようやく家に逃げ帰った。夫のイーサンも、ハナのひどい格好を見て、顔色を変える。もともとハナは、弁護士であるイーサンの屋敷の子守りだった。子供たちの母親キャサリンは数年前に落馬事故で世を去っていて、愛情に飢えた子供たちが献身的なハナに心を開くのを見たイーサンが、わが子のために形だけの結婚を申しこんだのだ。彼の提案は、イーサンをひそかに恋していたハナにはショックだった。しかし子供たちのことを思い、ハナは結婚の同意書にサインをした。彼の気持ちは、亡き妻の思い出とともにあるんだわ。フランス語の勉強も、愛情のない結婚生活の中で自分を救うため…。だがこの事件以後、ハナを見るイーサンの目に変化が表れた。
内容(「MARC」データベースより)
夜間のフランス語のクラスから帰る途中、ハナはクラスの男に迫られ、走っている車から飛びおり、家に逃げ帰る。わが子のために形だけの結婚をした夫のイーサンだったが、この事件以来ハナを見るイーサンの目に変化が表れた…。
謎の後見人 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
ホイットニーはロンドンの日刊紙『ナショナル』の記者だ。建築業界の大物ベリズフォードと議会の癒着を調査しているが、手を引けという脅迫電話を何度となく受けている。編集長の反対を押しきってベリズフォードと会食をしたあと、彼女は謎の男に捕らえられ、テムズ川の船着き場へ連れていかれた。絶対絶命!そう思った瞬間、目の前に現れたのは新聞社のオーナーで彼女の後見人のホークだった。ホイットニーの身の危険を案じて彼が誘拐劇を企てたのだ。ホークの自家用船から出ることを禁じられたホイットニーは、その夜彼がベリズフォードの一味と密会しているらしいのに気づく。不正にかかわっているのだろうか、わたしの愛するこの人が…。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
モーティマー,キャロル
三人兄妹の末っ子として英国ベッドフォードシャーの小村で育つ。良きパートナーと四人の息子に恵まれ、マン島に在住。1978年にデビューした彼女がこれまでに執筆したロマンス小説は百冊以上にのぼる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
銀幕のシンデレラ (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
キャサリンの夫トム・ウエストは、才気あふれる映画監督。ふたりが結婚して二年になるが、経験豊富で辛辣な自信家のトムがなぜ世間知らずの幼い自分を妻に選んだのか、キャサリンにはいまだにわからない。そんなとき、トムの新作映画にふとしたことからキャサリンが出演することになった。自分を試し、ふたりの関係を見直すチャンスと思ったキャサリンは主演女優がトムの昔の恋人であることに悩みながらも、演じる喜びを見いだしていくのだったが…。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
アームストロング,リンゼイ
南アフリカ生まれ。現在はニュージーランド生まれの夫と五人の子供たちとともに、オーストラリアで暮らす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
愛を見つめる旅 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
ブリスは嫁いだ姉イアリスに会うためペルーにやってきた。考古学に夢中なブリスにとってペルーは夢にまで見た地だ。新婚気分の姉を訪ねる前にひとり遺跡めぐりを楽しんでいる。だが、イアリスはそんな妹を心配して夫ドムに相談したらしい。友人がブリスと同じホテルに滞在しているのを知ったドムは、彼に義妹の面倒を見てくれるようにと頼んだと言う。気ままな旅を満喫していたブリスは、仕方なくその申し出を受けた。ノックの音にドアを開けたが、目の前に立っている男に唖然とした。「あなたが…ドムのお友だちのミスター・クインテッロなの?」ホテルで何度となく顔を合わせている鼻持ちならない人だなんて…。
秘密の情熱 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
ルーシーは十七歳の時事故で両親を失ってから自活の道を探そうと秘書養成所に通い、語学力に磨きをかけ、十年近く必死で生きてきた。そして今や独力で生計を立てていることに誇りを持っていた。だが従姉の死で厄介な遺産―崩れかけのコテージを相続したためにそこに居座る偏屈な老人からコテージの修理を要求される。どうやったって数千ポンドなんて費用はひねり出せないわ…。考えあぐねながら車を走らせているとナイアル・キャメロンの会社が見えた。彼は新しく越してきた実業家。大変なお金持で同棲相手がいるらしい。彼女は無意識に速度を落とす。すると建物から男が現れ彼女のほうをじっと見た。ナイアルだわ。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ジョーダン,ペニー
イギリスの作家。レジャーにはスポーツより読書を選ぶタイプで、十代の頃からロマンス小説を愛読していた。結婚後もしばらく大手銀行で働いていたが、現在は執筆に専念。イングランド北西部チェシャーに暮らしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
すてきな暴君 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
休暇をロンドンのおばの家で過ごしていたジュリアは、一ヵ月ぶりに愛する我が家アンバーミアに戻ってきた。アンバーミアは格式の高い旧家で、彼女は屋敷とその伝統を受け継いで守っていくことに大きな誇りを抱いていた。だがジュリアを待っていたのは、父の破産という衝撃的な話だった。この屋敷も土地もすべて売り払わなければならないという。しかも買い手は、何かと評判の悪いギリシア人実業家のアレクサンドロス・コンスタンティスらしい。彼と顔を合わせた瞬間ジュリアはびっくりした。さっき私がジプシーと間違えた礼儀知らずな男じゃないの。