危険な偶然 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
目を覚ましたとたん、ジニーは奇妙な違和感を覚えた。ブルーとグレイで内装が統一された美しい室内―しかし、一度も見たことのない部屋だ。それに下あごのどす黒いあざはどうしてできたのだろう。そのときゆっくりとドアが開いて、ひとりの男が姿を見せた。冷酷そうな唇、あざけりを浮かべたブルーの瞳を目にした瞬間、ジニーの脳裏にすべてがよみがえった。この男は恐ろしい誘拐犯!実業家マーシャルの子供たちを誘拐し、ふたりの登下校の送迎役のわたしまで一緒にさらったのだ。子供たちとわたしは、これからいったいどうなるのだろう…。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ウォーカー,ケイト
イングランド中部ノッチンガムシャーの生まれだが、ブロンテ姉妹の生地ヨークシャーで育った。ウェールズの大学、大学院に学び、ブロンテ姉妹の研究で修士号を取得した。学生時代に知り合い結婚した夫との間に息子が一人。刺繍や編み物が趣味(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
謎の愛人 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
フィネラは両親に顧みられずに育ち、世界じゅうを渡り歩いてきた。ここまで彼女を支えてくれたのは、アレックス叔父とジーナ叔母。最近、叔父の持つテレビ番組の視聴率が著しく落ち込んでいる。このままでは番組が打ち切られ、叔父のキャリアも危うい。そこで、ジーナ叔母が苦肉の策を思いついた。アレックスが若い女性を連れ歩き、スキャンダルをでっち上げれば、世間の関心と視聴率を取り戻せる。テレビ局も考え直すだろう。フィネラは叔父の愛人役をつとめ、マスコミの注目を集めた。当のテレビ局の持ち主で、巨大メディアの総帥ソール・アッカーマンが、いたくフィネラに興味を持ち、急にアタックしはじめた。フィネラも初めからソールに激しく惹かれる自分に気づいたが、彼は完全に誤解している―私を、札束を積めば買える女だと。
内容(「MARC」データベースより)
叔父の持つテレビ番組の視聴率を取り戻すため、フィネラは叔父の愛人役を演じてスキャンダルをでっち上げ、世間の関心とマスコミの注目を集めた。だがテレビ局の持ち主ソールが、彼女に興味を持ちアタックをしてくるように…。
偽りの恋人 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
レイチェルがニコレット大学に勤め始めて、はや四カ月。つらい経験をして以来、恋愛への興味はゼロだ。なのに恋人の斡旋をしようとする外野がうるさくてかなわない。私は恋人なんてほしくないのに!だが仕事帰り、雨宿りに飛び込んだアイスクリーム店でまさか理想の恋人に出会えるとは思わなかった。その男性は自由を満喫しているハンサムなパイロットで、結婚、結婚と騒ぎ立てるきょうだいたちをどうしたら黙らせることができるか考えあぐねていると言う。もし私達が恋人同士のふりをしたら…お節介をやかれずにすむ!交渉はただちにまとまった。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
マイケルズ,レイ
ハッピーエンドの物語が好きで、子供のころ読んだ本の結末に満足できず、自分で書こうと心に決めた。そして、いつか小説を書きたいという夢を胸に、まず堅実に、新聞記者で生計を立てようと考えた。ところが、その仕事がうまくいかず、結局、ロマンス小説家だけが書けるハッピーエンドの物語を書くようになった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
飽くなき情熱 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
八年前、キティはジェイクの子供を身ごもり家を追い出された。貧しい祖父母の家で育ち愛情に飢えていたキティにとって、身分違いとはいえ、地主の息子ジェイクは誰よりも親しい存在だった。ところが初めて一夜を過ごしたあと、ジェイクは急に冷たくなり、もし妊娠したら子供はあきらめてほしいとキティに言った。キティは、妊娠したことをジェイクに言わなかった。間もなく彼は別の女性と結婚し、キティは打ちのめされたまま家を離れたのだった。その後子供は流産してしまったが、キティは女優として成功した。今、キティは祖母の死を知り、久しぶりに故郷に戻ってきた。つらい思い出に胸を痛めながらお墓参りをすませたキティは、墓地の外で待っている男性を見て体をこわばらせた。すらりとした長身に人目を引く彫りの深い顔立ち―ジェイク。
内容(「MARC」データベースより)
8年前、キティは地主の息子ジェイクの子を身ごもったが彼には言わなかった。彼は間もなく別の女性と結婚。打ちのめされ流産してしまったが、キティは女優として成功した。久しぶりに故郷に戻ってきたキティは彼と再会をする!
リトル・ムーンライト (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
サリーナ・プラウドフットは二十五歳になるフリーのタイピスト。気はいいが、自分のことにしか頭が回らない母親の面倒をみながら、娘らしい楽しみも持たず、ロンドンで仕事に明け暮れていた。たまには、今とは違う人生を夢見ることもあるのだが、母親思いの優しい娘は、すぐにあきらめてしまう。九月のある日、サリーナは人材派遣センターから依頼されて、臨時に、マルク・テル・フォーレン医師のもとで働くことになった。フォーレン医師は、今度自分の秘書が退職するので、彼女に代わってオランダに一緒についてきてほしいと言う。どうしよう?―サリーナの心を希望と困惑が駆け抜けていった。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ニールズ,ベティ
英国西部の生まれ。オランダ人の夫と十二年間その故郷に住み、ベティは看護婦、夫は病院事務と、ともに病院で働いた。のち英国に戻り、作家活動に入る。穏やかで静かなロマンス、そのやさしい作風が多くのファンを魅了したが、2001年6月、惜しまれつつも、永遠の眠りについた。彼女が生みだした作品は百三十以上にも及んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
恋した人の名は… (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
私はいつしか夫を…ブレイクを愛していた!夫の乗った飛行機が行方不明になったとき、ジュリアーナは初めて自分の心に気づき、愕然とした。裕福な暮らしと好きな仕事を手にしたかったジュリアーナ。愛されることを嫌い、男を束縛しない自立した女性を求めたブレイク。そんな二人が結婚したのは、互いにとって理想的で都合のいい相手だったからだ。あれから一年…望みどおりの結婚だと思っていた。だが、本心に気づいたジュリアーナは、無事で帰ったブレイクを前に混乱状態に陥った。彼の妻でいたいなら、愛を隠して暮らすしかない。だけど、今までみたいな結婚生活ではもう満足できないわ。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
リー,ミランダ
オーストラリアの田舎町に生まれ育つ。全寮制の学校を出てクラシック音楽の勉強をしたのち、シドニーに移った。幸せな結婚をして三人の娘に恵まれたが、家にいて家事をこなす合間に小説を書き始める。現実にありそうな物語を、テンポのよいセクシーな描写で描くことを得意とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
大草原の貴族 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
南米各地を巡業する舞踏団の代員オーディションに合格したライアンがブエノスアイレスに着いてみると、何かのまちがいか舞踏団の一行はすでに公演を終え、次の公演地へと発ったあとだった。渡された切符以外に所持金もなく、とりあえず住居付きという条件にひかれてクラブ・リオスのホステスの仕事にとびついた。だが、それは彼女の考えていたような種類の仕事ではなかった。
内容(「MARC」データベースより)
南米各地を巡業する舞踏団の代員に選ばれたライアンがブエノスアイレスに着いてみると、舞踏団はすでに次の公演地へと発った後だった。所持金もなく、とりあえずクラブ・リオスで働くことにした彼女だが…。79年刊の再刊。
愛に震えて (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
優しかった大切な母が末期の癌だという突然の知らせに、リーアンはとるものもとりあえず、飛行機に乗った。到着した空港には、義兄ディミートリが迎えに出ていた。リーアンが十代のとき、母がディミートリの父親と再婚したのだ。ハンサムで、大人の男性としての深い魅力を持つディミートリは、リーアンにとって憧れの人だった。彼女は夢中で追いかけた。だがある日、彼にすがってはっきり拒絶され、心底傷ついた。それ以来リーアンは家を出て、彼にはこれまで会っていなかった。二人で衰弱した母を見舞ったあと、ディミートリは言い出した―明日をも知れない母を喜ばせる方法は一つしかない、二人が偽装結婚をすることだ、と。彼には美しい恋人もいるのに。遺産問題が絡んでいるらしいと疑う間もなく、事態は急速に進んだ。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ビアンチン,ヘレン
ニュージーランド生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
雇われた花嫁 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
シャーロット・ロバーツが家の近くで働けるところといったら、ジョー叔父が働いていたサンフォード石油化学しかなかった。叔父は仕事中のけがで退職したのに、会社は年金も払ってくれない。母が亡くなってから叔父と二人暮らしの生活だが、家の経済状態を異常なまでに心配し始めた叔父の様子が気にかかる。今夜帰ったら話し合わなければ…と考えながら交差点に近づいた時、シャーロットはメルセデスとフォードの衝突事故を目撃した。フォードが“直進優先”の標識を無視して先に曲がろうとしたのだ。彼女の証言で、メルセデスの男は警察の事情聴取だけですんだ。彼はサンフォード石油化学の本社から来た会計士だという。
カリブの王国 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
出産直後に手放した我が子の顔を一目見たい。ヴィクトリアは一週間の予定でプエルトリコに旅立った。けれど手元には養父となった男性の顔写真と勤め先の住所しかない。彼の名前はL.R.キャンベル、頭髪の薄い、人のよさそうな中年紳士だ。こっそり自宅を捜し出して、子供が幸せかどうか確かめるだけでいい。ところが、そこは素人探偵のかなしさで、勤め先では警備員とおぼしき男と押し問答のすえ、追い払われるし、翌日、尾行に成功したかと思えば、目の前で逃げられる。おまけに、つい気を抜いて事故に遭い、怪我までする始末。そして、助けに現れた男は…昨日の警備員じゃないの―。
内容(「MARC」データベースより)
出産直後に手放した我が子の顔を一目見たい。ヴィクトリアは1週間の予定でプエルトリコに旅立った。手元には養父となった男性の顔写真と勤め先の住所しかない。その勤め先では警備員とおぼしき男に追い払われてしまい…。