結婚は天使のために (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
こんな冷たい人に赤ん坊は渡せない。ウェンディは電話を切った。両親には渡さないでと、死の床の友人マリッサに託されて五カ月、幼いロリーはウェンディの喜びとなりつつあった。だが会社が倒産し、解雇を通達された今、ほかに方法はなかった。彼女は大企業の社長であるマリッサの父に電話した。が、まるで恐喝犯のように扱われ、貧しくても自分で育てたほうがロリーのためだと考えたのだった。翌週、どこで居場所を調べたのかマリッサの兄が雪のシカゴからフェニックスまで訪ねてきた。電話の相手は実は彼だったのだ。傲慢そうで魅力的な男だ。孫を引き取りたい彼の両親。強い絆で結ばれたロリーとウェンディ。すべてを解決する完璧な方法が一つだけあると彼は言う…。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
マイケルズ,レイ
新聞記者を経て、ロマンス小説家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
愛を見つめる旅 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
ブリスは嫁いだ姉イアリスに会うためペルーにやってきた。考古学に夢中なブリスにとってペルーは夢にまで見た地だ。新婚気分の姉を訪ねる前にひとり遺跡めぐりを楽しんでいる。だが、イアリスはそんな妹を心配して夫ドムに相談したらしい。友人がブリスと同じホテルに滞在しているのを知ったドムは、彼に義妹の面倒を見てくれるようにと頼んだと言う。気ままな旅を満喫していたブリスは、仕方なくその申し出を受けた。ノックの音にドアを開けたが、目の前に立っている男に唖然とした。「あなたが…ドムのお友だちのミスター・クインテッロなの?」ホテルで何度となく顔を合わせている鼻持ちならない人だなんて…。
天使はいじわる (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
製薬特許会社の広報部に勤務するタラの、目下の大きな悩みの種は、社長のベン・シャピーロだった。彼に特に欠点があるわけではない。それどころか、半年前にタラの両親が交通事故に遭い、父が亡くなり、母が半身不随になった時、ずっとそばにいて信じられないくらいよくしてくれた。なのに、なぜか彼を見るといらいらして、反抗的な気分になるのだ。皮肉に満ちたあの自信たっぷりな瞳のせいなのかもしれない…。ある日ベンは意外な提案をしてくる―母親の介護の心配をせず、タラが仕事に集中できるよう、自分の屋敷のロッジを提供すると。まさか、ベンはその見返りとしてわたしを愛人にするつもりでは。
雨の中のキス (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
タマラは十六歳でモデルになり、二十三の時ブティックを始めた。町一番のセンスを誇る店として評判も上々、売り上げも順調だった。ところがある日、ショッピング街が買収され、店の存続が危うくなる。買収したジェイソン・タイサクを出し抜く方法はないかしら?タマラは意を決してタイサク社のオフィスに乗り込んだ。ジェイソン・タイサクは想像とはまるで違っていた―ハンサムな顔、強靱な体、野性的できわめて危険なタイプの男。口論のすえ、タマラは彼に宣戦布告をして帰途に就く。数日後、作戦どおり、新聞にタイサク社を非難する記事が載った。そしてタマラは、ジェイソンからキスという報復を受けることに…。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ウィルソン,パトリシア
ずっとヨークシャーで暮らしていたが、子供たちが成長すると教職をなげうって夫とともにスペインへ長い旅に出た。この体験が小説を書くうえで彼女に大きな刺激を与えた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
大草原の貴族 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
南米各地を巡業する舞踏団の代員オーディションに合格したライアンがブエノスアイレスに着いてみると、何かのまちがいか舞踏団の一行はすでに公演を終え、次の公演地へと発ったあとだった。渡された切符以外に所持金もなく、とりあえず住居付きという条件にひかれてクラブ・リオスのホステスの仕事にとびついた。だが、それは彼女の考えていたような種類の仕事ではなかった。
内容(「MARC」データベースより)
南米各地を巡業する舞踏団の代員に選ばれたライアンがブエノスアイレスに着いてみると、舞踏団はすでに次の公演地へと発った後だった。所持金もなく、とりあえずクラブ・リオスで働くことにした彼女だが…。79年刊の再刊。
ルシールの夏 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
映画女優として人気急上昇中の従姉シャニの付き人としてルシールはクイーン・エリザベス号でエジプトに向かった。どうしてもエジプトに行きたかったのでわがままな従姉の酷使にも耐え、共演男優タレック・ホークの秘書役まで引き受けて航海の間もまめまめしく働いた。それなのにリオに寄港中、彼女がタレックとカーニバルを見物して戻ると、シャニが火のように怒り、くびにすると言い出した。
内容(「MARC」データベースより)
映画女優として人気急上昇中の従姉シャニの付き人として、ルシールはエジプトに向かった。ルシールは従姉の酷使に耐えていたが、共演男優とカーニバルを見物して戻るとシャニは怒り、くびにすると言い出した。79年刊の再刊。
悪夢の終わりに (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
燃え盛る炎。煙が立ち込めて息もできない。「助けて!」入院中のニコラは、そんな恐ろしい夢に毎晩うなされていた。ある晩、家が突然炎に包まれ、たった一人の家族である父親は間一髪のところで娘を助け出し、自らは命を落としてしまったのだ。すべてのものが焼き尽くされ、ニコラは何もかも失った。あの火事の原因が、父の放火だなんて…。心に深い傷を負った彼女を心配して、父親の友人でもある医師が長い間音信不通だった彼女の叔母を捜し出してくれた。ところが病室に現れたのは、叔母の代理だという男性だった。「僕と一緒にアメリカへ行くんだ。義母は君を引き取りたがっている」贅沢な身なり、冷たく端整な顔立ち、そびえるような長身。ニコラは一瞬にして悟った。私はこの人から逃れられない。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ウィルソン,パトリシア
ずっとヨークシャーで暮らしていたが、子供たちが成長すると教職を辞して夫とともにスペインへ長い旅に出た(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
熱い胸騒ぎ (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
ナディーンはトップモデルからの転身の道を探ろうとモーニングショーの司会者のオーディションを受けにテレビ局を訪れた。偶然、局の玄関でトーク番組に出演していたショーンと再会し、動揺を隠してさりげなく彼と言葉を交わしたあと別れた。ショーンは映画プロデューサーで、かつてナディーンの夫だった人。相変わらず魅力的だが、久しぶりに見る顔はどこかやつれていた。離婚して一年、もう心の傷は癒えたと思っていたのに…。その後彼の映画会社が経営困難に陥っているという噂を耳にし、さらに彼がつき合っている女優と結婚するらしいと聞いて新たな衝撃を受けたナディーンは気分転換に南の島へ行こうと思い立つ。しかし出発の日、ショーンが行方不明だという知らせが入った。
内容(「MARC」データベースより)
ナディーンはトップモデルからの転身の道を探ろうと、モーニングショーの司会者のオーディションを受けにテレビ局を訪れた。偶然、局の玄関でトーク番組に出演していたショーンと再会し、彼と言葉を交わしたあと別れたが…。
琥珀色のルーシー (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
「ルーシー、助けて!マッツァルディの手から私を救って!」。三週間前、冒険と職を求めてイタリアへ旅立った妹のセリーナから、切羽詰まった声で電話がかかってきた。もともとセリーナは向こう見ずでよくトラブルを起こすタイプだが、今回はいつもと様子が違う。雇主に借りたお金が返せなくてひどい目にあわされそうだという。セリーナの身に何事か起こったら大変だわ。ルーシーは経営する小さな老人ホームを代理の人に任せて、あわただしくイタリアに飛んだ。まだ見ぬ男への激しい憎悪と一抹の不安を胸に抱えて…。
雇われた花嫁 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
シャーロット・ロバーツが家の近くで働けるところといったら、ジョー叔父が働いていたサンフォード石油化学しかなかった。叔父は仕事中のけがで退職したのに、会社は年金も払ってくれない。母が亡くなってから叔父と二人暮らしの生活だが、家の経済状態を異常なまでに心配し始めた叔父の様子が気にかかる。今夜帰ったら話し合わなければ…と考えながら交差点に近づいた時、シャーロットはメルセデスとフォードの衝突事故を目撃した。フォードが“直進優先”の標識を無視して先に曲がろうとしたのだ。彼女の証言で、メルセデスの男は警察の事情聴取だけですんだ。彼はサンフォード石油化学の本社から来た会計士だという。