渦にのまれて (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
カービーは十カ月前に交通事故で夫を亡くし、二十四歳にして未亡人になってしまった。あまりに突然の出来事だったので、いまだにショックから立ち直れずにいた。ある日、友人がカービーを元気づけるためにパーティを開いてくれることになった。あまり気が進まなかったが、しぶしぶ出かけていくと思いがけない人物に再会する。かつての憧れの人で、六年前に手痛い仕打ちをしたデーミアンだ。カービーの胸に苦い思い出がよみがえる…。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
カー,マドレイン
南アフリカ生まれ。大学に入るために初めてイギリスの地を踏み、以来イタリア、スペインなどさまざまな国に住んだ経験がある。十日間で書き上げたというデビュー作“Aquamarine”(原題)が出版社に採用され、初めてロンドンを訪れた。現在は、夫と三人の子供と共に、再び南アフリカで暮らしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
愛の試み (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
キャシーはブラッドベリー・ヘラルドの敏腕記者。特集記事を担当するばりばりのキャリアウーマンで、皆に好かれ、前の編集長ハロルド・リースにもかわいがられていた。しかしハロルドが引退し、後継者としてその息子ジョーダンが来ると状況は一変してしまった。彼は世界的に有名なジャーナリストで、温厚な父親とは正反対の厳しい人物。どうも私とは相性が悪そうだわ、キャシーは思った。彼に名前を呼ばれただけで足がすくみ、体が震えてしまうなんて、これから先が思いやられる。いったいどうしたらいいかしら。
妹と恋人の間 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
デイジーはイギリスの田舎にあるハミルトン家の家政婦の娘。ハミルトン家の息子マットとは兄妹のように育った。十歳上のマットは、デイジーにとってあこがれの王子さまだった。彼は大学入学とともに家を離れ、卒業後もニューヨークに住んで、今は実業家として成功している。一年半前、マットは家族に黙って人気ロックシンガーと電撃結婚したが、半年前に彼の妻は生後間もない娘を残して事故死した。そのマットが娘を連れてクリスマスに帰ってきた。胸を高鳴らせて彼を迎えたデイジーだったが、以前と違ってよそよそしい彼の態度にとまどうばかりだ。けれども子供扱いされるのは相変わらず。私は十八歳、もう大人よ。あなたを誘惑してそれを証明してみせる。
内容(「MARC」データベースより)
デイジーはハミルトン家の息子マットと兄妹のように育った。マットはデイジーの憧れだった。マットは実家を離れ、ニューヨークで暮らしていたが、久々に帰ってくる。しかし、マットのよそよそしい態度にデイジーはとまどう…。
囚われのプリンセス (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
ステファニーは真っ暗な地下室に閉じ込められていた。手錠と足かせをされたうえ、棺のような狭い箱に入れられている。耳栓のせいで、音もほとんど聞こえない。そのぶん、ほかの感覚は鋭敏になっていた。さっきから胸騒ぎがする。誰かが近づいてくる気配がするのだ。きっと、私を誘拐したふたり組のうちのひとりだわ。恐怖がよみがえり、ステファニーは息を殺した。やがて、音もなく箱のふたが開いた。「動かないで、ステファニー」目隠しを外してくれたのは、見たこともない男性だった。彼女はかすれた声できいた。「あなたはだれ?」。
内容(「MARC」データベースより)
ステファニーは誘拐され、真っ暗な地下室に閉じ込められていた。やがて、誰かが近づいてきて、目隠しを外してくれた。そこにいたのは、見たこともない男性-。彼女はかすれた声できいた。「あなたはだれ?」
約束の花嫁 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
ジェイムズ・サンダスン―自信に満ちた冷酷無敵の支配者だ。父の共同経営者だったが、ビジネス界で彼を知らない者はいない。莫大な借金を残して父が死に、すべてはこの男のものになった。父の会社も、私の生まれ育った大きな家ブライトウェイズも…。そして、父は生前に彼と私との結婚に同意したという。「君は自活できない。僕がすべてを与えるよ、ジェマ」彼は私を愛してなどいない。飾り物の妻になるのはいやだ。「私に仕事を教えて。もし、それでも覚えられなかったら…」「その時は僕と結婚するんだ」彼女の人生で初めて闘わなければならない時が来た。
追いつかれた明日 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
“ベニスのクレオパトラ”“世界でもまれな美女”“ベニスでいちばんエレガントな女性”リケッティ・ファッションハウスのデザイナー兼モデルとして国際的に活躍しているシンディ・マスターズはマスコミから、いくつも賛辞の代名詞を与えられていた。ひたすら美しく装い、優雅な笑みを振りまきながらも彼女の心の片隅は、いつもざわめきたっている。忘れたいと思い続けている光景と、一人の男…いつか、過去に追いつかれてしまうかもしれない。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ウエストン,ソフィー
ロンドン生まれ。五歳のときから物語を書き始める。生来の旅好きで、健康を害したおり回復を願って最初のロマンス小説を書くが、旅にはもう出られないと思っていた。だがそれは間違いだったようで、今にいたるまで大いに旅を楽しんできた。最近は都心に二匹の猫と暮らし、さくらんぼの木を植えて楽しんでいる。そして世界を旅して、物語の題材を探すことも忘れない(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
愛しい人と眠る夜 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
キャロラインはナニーとして二年間、エイムズベリー家で働いた。しかし、それももう終わり。一家が引っ越すことになったためだ。あと数週間で彼女には仕事も、住むところもなくなる。そんなとき、新しい仕事の話が舞い込んだ。ある裕福な実業家がすぐに仕事につけるナニーを探しているという。だが相手の名をきき、彼女は呆然とした―マシュー・キャラン。数年前憎しみと軽蔑に満ちあふれた顔で、別れを告げられた相手だ。そしてナニーが必要な子供は、キャロライン自身の娘に違いない。産んでから一度も、この腕に抱くことさえできなかった娘。娘の顔が見たい。キャロラインの心は揺れる。今の彼女は名前も変え、整形手術をしたため見かけは別人のようだ。きっとマシューにはわからない。キャロラインは決意した…。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ウィルキンソン,リー
イングランド中部ノッティンガム生まれ。学校を卒業後、水着モデルなどいくつかの仕事を経験する。二十二歳で結婚。短編や雑誌の連載小説から執筆活動を始めた。現在、ダービーシャーの村にある由緒あるコテージに住んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
愛に震えて (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
優しかった大切な母が末期の癌だという突然の知らせに、リーアンはとるものもとりあえず、飛行機に乗った。到着した空港には、義兄ディミートリが迎えに出ていた。リーアンが十代のとき、母がディミートリの父親と再婚したのだ。ハンサムで、大人の男性としての深い魅力を持つディミートリは、リーアンにとって憧れの人だった。彼女は夢中で追いかけた。だがある日、彼にすがってはっきり拒絶され、心底傷ついた。それ以来リーアンは家を出て、彼にはこれまで会っていなかった。二人で衰弱した母を見舞ったあと、ディミートリは言い出した―明日をも知れない母を喜ばせる方法は一つしかない、二人が偽装結婚をすることだ、と。彼には美しい恋人もいるのに。遺産問題が絡んでいるらしいと疑う間もなく、事態は急速に進んだ。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ビアンチン,ヘレン
ニュージーランド生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
二十九枚の銀貨 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
一人っ子のジェシカは大学を卒業後、父の経営する銀行に入った。銀行業の基礎を学び、いずれは父の跡を継ぐために…だがその重責と銀行の堅苦しさに息が詰まりそうだった。そんなとき、人生を変える出来事が起こった。銀行が強盗に襲われ、ジェシカが拉致されたのだ。その事件をきっかけに彼女は銀行をやめて田舎に移り住み、今はタペストリーを織りながら一人ひっそりと暮らしている。ある日、ジェシカは村の郵便局に出かけ、あとから来たダニエル・ヘイワードに引き合わされた。そして次に入ってきたのは、覆面をして銃を手にした男だった。
内容(「MARC」データベースより)
ジェシカは大学卒業後、父の経営する銀行に入ったが、銀行強盗に拉致されたのをきっかけに辞め、田舎に移り住んだ。ある日、彼女は村の郵便局に出かけ、あとから来たダニエルに引き合わされた。そして次に入って来たのは覆面をして銃を手にした男だった…。
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ルージュの刻印 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
メガンはヨットのデザイナーとして仕事に打ち込んできた。ところが、兄ダニエルが経営する造船所は不況のあおりで経営難。おまけに兄はギャンブルと酒に溺れる日々だ。造船所の経営立て直しに一人頭を悩ませていたメガンの前に、ある日、ルーカス・カンフィールドが現れた。ルーカスとは幼なじみで、八年ぶりの再会だった。彼は、今やコンピュータ会社の社長で、名うてのプレイボーイ。その日もブロンドの美女を連れ、これ見よがしにメガンの前でキスをした。ルーカスは昔とちっとも変わらない。一方、メガンはすっかり変わっていた。心の奥底に、ある秘密を持った日から…。